260pF.htm
AMラジオ遠距離受信
 このページは KompoZer 0.7.7 で作り直しました

あおもりくまのAMラジオ遠距離受信へようこそ。
ここでは難しい話を抜きにして、感覚と実践を主体にループアンテナを作れというページです。
小中学校で習う程度の理科の知識しか出ませんので軽い気持ちで読み流してください。
このページはそれなりの容量があるけど、読んでいるうちに下の方のページが読み終わる程度。
なぜなら、オラのネット環境がナローバンドなので、我慢できる程度に容量を抑えて作ってるからなのだ。

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いまのところ PageRank3 か・・・
目 次

遠距離受信とは?

  AMとFMの違い(電波の特徴)
  遠距離受信は夜に行なう(電離層)
  AMラジオのアンテナはどこ?
  ラジオ受信の大敵「ノイズの発生源」
AM遠距離受信にはループアンテナ
  ループアンテナって何?
  とどのつまりは巨大な同調回路
  ループアンテナは4タイプ
  既存のラジオを分解してバリコンを利用する
ループアンテナの設計・制作(Rjeloop3.exe の使い方
ループアンテナ巻き枠自動計算書
あおもりくま製ループアンテナ 1号~
         
ラジオの基本的な動作原理(ゲルマラジオでみるAMラジオ)
あおもりくま所蔵ラジオ(ページが重くなったので別ページに分離)
AM遠距離受信用 周波数表 (試作)PDFファイル49KB
リンク

遠距離受信とは?

遠くのラジオ放送を聴こうじゃないかという趣味だ。

地元でも受信しづらい場合にも使えるが、ノイズが入って聴きづらいのはどうにもできない。ノイズの発生源を何とかしてくれ。
ノイズの発生源についてはラジオ受信の大敵「ノイズの発生源」を参照。

遠距離受信の手段には二通りあって、高性能受信機を使う方法と、外部アンテナを作っちゃおうっていう2つ。
さて、まずは基本的な知識を頭に入れてくれ。

ちなみに、乾電池と豆電球と厚紙とクリップと銀紙で懐中電灯を作れない人は小学校の図工からやり直しだ。


特性:AMとFMの違い

<障害物競走ではAMの勝ち>

AMラジオは障害物に強い。強弱の変化が少ない。

FMラジオは障害物に弱い。ビルの陰や山間の谷間などで突然、受信状態が悪くなる。

AMとFMの電波の飛距離・特性

<送信設備の規模>

AM局の場合は巨大なアンテナが必要だ。
 スタジオはコンパクトにできるけど、送信所の鉄塔が巨大なのだ。
 それが倒れちゃマズイので、四方にアンカーを打って支えている。
  アンテナ自体も何十mと高い。それを支えるアンカーも広い土地が要る。

FM局は送信設備が非常にコンパクトである。
 スタジオがビルの一室で、送信所はそのビルの屋上って事もできる。
 開けた土地では田んぼの真ん中の道の駅がコミュニティーFMってケースもある。
 青森で言うとFM じゃいごがそうだ。田舎舘の道の駅の中にあるコミュニティー局。平野のど真ん中にあるからかなり遠くまで電波が飛ぶ。
 設備がとっても小さく、アンテナも小さいが、大抵は出力も小さい。
 ただ、1000m級の単独峰のてっぺんにミニFM局を作ったら・・・すごいカバーエリアになりそう。
 FMとはある程度の標高があればかなり遠くまで飛ぶからね。

<音質ではFMの方が勝ち>
 FMの方が音が良いのは、音声の周波数が高いからだ。
 AMでは十数KHzの音質。FMではその倍の音質になる。CDはFMの倍の音質だ。

 でも、AMも最近では受信機の性能が良いのでイコライザーなどでシャープ<>ソフトのような音質切り替えができる。
 特に田舎の海沿いや山間部を走るとき、AM放送はよく飛ぶので有り難い。 
 このようにAMとFMでは一長一短がある。いくら音質が優れていても聞えないのではしょうがない。
 いくら飛んでも混信やノイズが多くて聞き取り辛い。
 でも、AMにはFMにはない楽しみ方がある。


遠距離受信は夜に行なう

夜に遠くのAM局が聴こえるのはこういうことだ。

昼夜の電離層の変化と電波の反射

理由
 電離層の影響で電波の飛びが変わるのだ。

特徴
 電離層のE層は電波を反射し、D層は電波を吸収しやすいらしい。反射したとしても手前に落ちる。飛距離は望めないのだ。

昼と夜
 昼は低いD層が邪魔をするけど、夜はD層が消え、より高高度にあるE層で反射し、より遠くに電波が飛ぶらしい・・・程度でOK。
 難しい話は書いたけど長文になりすぎてバッサリ消しました。詳しくはここ

夜になると韓国、中国とかロシアなんかの放送がガンガン入るよね。
AMを良く聴くリスナーならみんな知っている。
この特徴を利用して、夜は遠くのAM局を受信している人も結構いるんじゃないかな?


AMラジオのアンテナはどこ?

AMラジオを聴くときは、本体正面または背面を放送局の方向に向きを変えること。

ラジオにはアンテナが付いているが、あれはFM用のロッドアンテナである。
カードサイズのラジオはFMがイヤホンのコード。AMはやはり極細バーアンテナを内蔵している。
だから、AMの聴こえが悪いからとアンテナを伸ばしたり、アンテナの向きを変えたって駄目。

ラジオを自分に向けて正面に置いたとき、ラジオの中に入っているバーアンテナは、水平に内蔵されている。
そのバーアンテナに対して放送局へ垂直方向に向きを変えてやるのだ。

ラジオ(これはポケットラジオ)の内部は実際にはこのようになっている。
AMポケットラジオの内部写真
このラジオの場合は最上部にバーアンテナが水平に内蔵されている。
左上の白っぽい四角の部品はバリコンである。


このバーアンテナは、長いものほど受信能力が向上する。

国内最長のバーアンテナを持つ Sony ICF-EX5 で、18cm。
防災ラジオ Panasonic の RF-U99 (生産終了)で14cm。
野外用ラジオ Sony ICR-S71 で12cmだ。

一般的なポケットラジオの場合は5~6cmくらいで、ホームラジオだと10cm以下が普通。
一般的なラジオの用途としてはそのくらいの長さが普通で、遠距離受信用には設計されていない。

ただ、一般的なラジオでもループアンテナや、ロングワイヤーアンテナなどの外部アンテナを作ってラジオへ電波を受け渡してさえやれば遠距離受信はできる。
ロングワイヤーアンテナは、場所を必要とするので、自室やマンション・アパート暮らしには向かない。
ベランダいっぱいに張るという方法もあるが、周囲のノイズをモロに拾って無い方がマシということも・・・

ループアンテナなら窓際や、木造モルタルの家であれば室内で使えるし、向きを変えることで最適な受信を得られる。
ループアンテナは指向性が強く、ループアンテナの向きを変えることで混信をある程度回避できる。
(内蔵バーアンテナよりは指向性が強いです)


ラジオ受信の大敵「ノイズの発生源」

ラジオは電波を受信して放送を音声として聴く装置だ。
このラジオの受信に邪魔になるのが身の回りにある電磁波だ。

部屋の中を見て、どれがノイズの発生源になっているか分かる?

家の外にあるノイズの発生源とは何?
とまぁ、色々あるようで。
どれもこれも変圧器や安定化電源やら電子銃やら放電装置、駆動装置など電磁波を出しやすいものだ。

こういった電磁波に囲まれて生活しているんで、昔ほどラジオの受信環境は良くない。
まぁそれでも極力ほかへの影響が出ないような配慮はされているけど、身近なところでのノイズ源っていうのはアルミホイルで包むとかアースを取るなどで何とかできる部分と、どうにもならない部分があるから個別に対策を取っていくしかない。


AM遠距離受信にはループアンテナ

ループアンテナのループは「ループする」の「ループ」で、グルグル巻きのアンテナ。
ループアンテナはバーアンテナに比べて巻き線の直径が桁違いに大きい。
この巻き線直径が大きいほど電波を効率よく捕まえられるのだ。(限度はあるけど1辺2mくらいが限界かな?)
内蔵バーアンテナや付属のループアンテナでは充分な性能を得られないことがあり、そんな場合には非常に強い味方になる。

理科の復習「電気と磁場と信号とコイル」

コイルと電流

コイルは電磁波(電波)を受けると電気が流れる。
逆にコイルへ電気(電気信号)を流せばコイルは電磁波を発生する。
コイルに磁石を抜き挿しすると電気が発生するし、コイルの端っこに鉄芯を置いて電機を通すと鉄芯はコイルの中に引っ張られる。
釘に銅線を巻いて電磁石をよく作ったものだ。電気的なスイッチにはこの電磁石を使ったものがあってね。リレースイッチなんかがそうだ。

直流電流を流すと直流モーターは回る。
直流モーターを回すとモーターは発電機になる。

交流発電機は回すと交流を発生するが、交流発電機に交流を流しても回らない。
機構が違うからね。タイミングが合えばどうだか分らないけど、直流と交流には電位がそのままか、逆転する波かの違い。
交流電流は、電位が発電機の回転に応じてプラスとマイナスが逆転する。

直流と交流と電波
重ねた2つのコイルAとBがある。
Aに流すとBにも電流が流れる。Bに流せばAにも流れる。
コイルの巻き数を変えると電力を変化させる事ができる、例えばこのコイルAとBの巻き数を変えれば自転車のダイナモ(6V)で白熱球(100V)だって光る。

一定の直流電流をコイルAに流すだけでは流した瞬間しかBには変化が現れない。
電位が常にプラス・マイナスが反転しつづける交流電流をAに流すとBには電流が流れる。
これはトランスという交流電気の変圧器に使われている仕組みで、AとBのコイルの巻き数を変えることで、Aから入った電圧とBから出てくる電圧は違う。

交流とトランスについて

電柱の上についている灰色の鉄のバケツは送電線を通ってきた高圧の電流を家庭用の100Vまで変圧(減圧)するトランスだ。
変電所では高圧鉄塔(約2万5千ボルト程度)からの交流を巨大なオイル冷却装置のついたトランスで減圧して送電。更に家に引き込むときにトランスで減圧される。

交流による送電は、エジソンを超える超人的頭脳を持った「発明超人 ニコラ・テスラ博士」によって提唱され、直流を支持した努力の天才「発明王 トーマス・エジソン」をも打ち負かした不遇の超天才発明家だ。
このテスラ博士は無線による送電システムの構想や光線銃の案件などが有名である。
無線による送電はとんでもない実験結果になったが、この話は有名なので文献を漁ってみると良い。
実際には交流の父と呼ばれるように交流電流に非常に貢献した人物である。
実在するものでは、テスラコイル、磁束密度の単位「テスラ」が博士の名を冠している。少し前までは磁束密度に「ガウス」が使われていたが、今は「テスラ」が単位である。

電波とラジオ

ラジオの場合、大気という空中線を通って皆の周りに飛んでいる微弱な電気信号だ。
これをバーアンテナやループアンテナなどのコイルで信号を拾って放送を受信しているのだ。
電波は電磁波でもあるため、コイルによって拾う事ができるし、コイルによって発生させることもできる。

電波は空中を飛ぶ電気信号であり、音声情報の乗った電気信号である。
これを効率よく捕まえて増幅してやれば、ラジオはもっとハッキリと聞き取れるようになるのである。
バーアンテナでは微弱で捕らえきれない電波を、直径の大きなコイル(ループアンテナ)で大量に捕まえるのが今回の目的。
捕まえた電波はループとコンデンサの間を行き来して共振する。
するとループ1に共振した強い電磁波が発生。それをループ2がピックアップして(拾って)ラジオに受け渡す。

ようするに、ループアンテナは電波を効率よく拾ってラジオへ受け渡すための外部アンテナと思えば良い。
一部のコンポやラジオには外部アンテナ端子がある。これはループアンテナや、ロングワイヤーアンテナとアースを繋ぐための入力端子である。
通常のコンポには専用のループアンテナが付属しており、これはメーカーや機種によって専用の規格になっているため、他社のアンテナを繋いでもうまく機能しない。

コンポのループアンテナは非同調タイプ
大きさや巻き数をうまく調整しないと適合しないので、無くした場合は作るよりも取り寄せた方が早いかも。数百円から千円チョイだと思う。
ただ、付属のループアンテナの性能が悪いと感じたら苦労してでも作る甲斐はある。
付属のコンポのループには、今回作ろうとしているループのL2を重ねることで電波をループに受け渡すことができる。
コンポのループが近所の放送局の電波を拾うようであれば、クッキーの鉄箱の中に入れてしまう方法もあるよ。
指向性と電波と磁界が分るならアルミホイルでも簡単に解決できる。

目的の放送局(周波数)を捕らえる「チューニング(選局)」

さて、今度はチューニングだ。
特定の周波数を捕らえるには2つの方法がある。

ひとつは、その周波数にピッタリ合うようにコイル(バーアンテナ)を作ることだ。
しかし、ラジオ1つで1つの放送局を聴くというのは非常に効率が悪い。
そこで聴きたい放送局の周波数を変化できるようにすれば、1つのラジオでたくさんのラジオ放送を聴ける事が望ましい。
チューナーに当たるのが可変容量蓄電器「バリアブルコンデンサ(通称:バリコン)」の登場である。

バリコンのバリはバリアブル(可変)。コンはコンデンサ(蓄電器)の意味。
(音量を変えるツマミは可変抵抗器と言って、電気抵抗を変化させる役割を持つ)
バリコンは一時的に電気を蓄える部品で、容量を可変できる。
ただ、一時的といっても本当に小さな電気をとても短い間しか保持できない。
コンデンサは2枚の金属板は絶縁体を挟んでいて変化の無い一定の強さの直流は通さない。
しかし、コンデンサは交流や変化する電気信号を通すという性質もある。
単位はF(ファラド)、バリコンではpF(ピコ・ファラド)で、コンデンサでは、pFとμF(マイクロ・ファラド)、電解コンデンサではμFである。

コンデンサには、色々なタイプがあって、ポピュラーなコンデンサ(セラミックコンデンサやフィルムコンデンサなど)、電解コンデンサ(高品位なものではタンタルコンデンサ)、そして、ここで扱うバリアブルコンデンサ(更に小型の物はトリマーコンデンサという)がある。

このバリコンは、コイルが受けた電波(つまり電流/電気信号)を受けては放出するを繰り返す。
2極の金属板は重なる面積を変化させること(つまり可変)ができ、一時的に溜められる電気の容量を変化させることができる。
容量が大きいとそれだけ溜められる容量は大きくなり、容量が小さいと僅かしか溜められない。
この性質を利用してコイルとコンデンサのループで起きる電流(つまり電気信号)の周期(振幅)を変化させる。

当該の周波数をきっちり測ってループ(コイル)を作り、そのコイルに合うバリコンをつければ、カバーできる周波数を変えられる。
国内では531KHzから1602KHzまでをカバーすれば良い。 まぁ、カバーする周波数には多少の余裕はある。522~1700KHz前後くらいかな。

放送されている電波を捕らえる(目的の周波数に同調する)と、コイルとコンデンサは共振する。
電波を受けては放出を繰り返すこの回路の周りには電磁波(増幅された電波)が発生する。
この電波はコイル周辺に発生する磁場であり電波である。

ここでの目的。ループアンテナによる電波の増幅ともピクアップ。そしてラジオへの受け渡しがその役割だ。


ループアンテナって何?

①電磁波(電波)を受けたコイルL1に電気が発生→②コンデンサに蓄積→③コンデンサが電気を戻す→④コイルに流れた電気が電磁波を発生→①へ戻る


ループアンテナの概要(図解)

を永延に繰り返す(ループする)という仕組みだ。
電気が流れるのはその周波数にヒットしたときに受ける電波。つまり、放送局が空中に発している特定の周波数の電波のことだ。

L1でこの一連のプロセスをループしている間、コイルL1は電波を受けつづけている以上、受信と磁場の発生を繰り返している。

L1にはバリコンの容量に応じて特定の周波数の電磁波(つまり受けているのが電波なので電磁波は電波でもある)を周囲に発生。
L2というコイルは、その磁場を受けてL2コイル内に電気信号(つまり電波でもある)が発生する。

この電気は上記①~④の共振で起きた増幅された電波。それをL2側のコイルキャッチしてラジオにカップラや結合ループ(ラジオに数回巻きつける)を使って受け渡す。
だからL1とL2。ピックアップと結合コイルは直接的な接触をしてはいないが、磁場によってコイル間で電気信号の受け渡しが行なわれている。トランスの役割 と同じ。
昔、バケツラジオというゲルマラジオでスピーカーを鳴らそうってのがあって、検波した音声信号を最終的にトランスで昇圧させてスピーカーが鳴る電 力を得ているのだ。
ゲルマラジオは電池を使用しないラジオを究極まで簡素化したもので、大昔はこういうラジオが普通に売られていた。

ちょっとここで復習しよう。
  1. ラジオ局で音声を電波にして発信する
  2. 目に見えない空中線を電波という信号が伝播する。
  3. ループL1が受信して共振する
  4. ループL2が拾う。
  5. 結合コイルでラジオのバーアンテナへ受け渡す
  6. ラジオで同調してダイオードで検波されて音声信号になりラジオから音声が出る。
目に見えない部分で電気信号と電磁波(電波)が受け渡されている。
特にループのL1からラジオのバーアンテナまでは直接的な電気の流れ道は無いが、コイル同士の磁界の結合によって電磁波という形で信号の伝達が行なわれている。
音声から電波-ループ-結合ループ-ラジオ 電波と信号の流れ


とどのつまりは巨大な同調回路

もし、ラジオを作るのであれば、L1とバリコンの両端にイヤホンをつけ、イヤホンとループを繋ぐ配線の間にダイオード(検波器)をつければそれでラジオになる。
ループアンテナ自体は、ラジオの中に入っているバーアンテナとバリコンを巨大化して受信性能をアップした回路と思っても良い。

ラジオの同調回路とループアンテナの比較(回路図)

どちらもコイル状のグルグル巻きの終端はバリコンへ接続されている。
だから、ループアンテナに検波器のダイオードとレシーバーを繋げばラジオはガンガン鳴るのだ。

たかだか直径1cm、長さ5cmくらいの内蔵バーアンテナに比べて、ループアンテナのコイル自体が馬鹿みたいに大きいんだから当然である。
この大きな同調回路(共振回路)で受け取った強力な電波を、L2で拾って、AMラジオのバーアンテナに結合コイルで受け渡しているに過ぎない。

構造自体はコイルとバリコンと銅線の輪っかが2個と結合ループの1個で合計3個。
非常に単純である。電池すら使用していない。回路というにもあまりにシンプルな構造だ。

だが、この非常にシンプルな構造の機器はそのシンプルさからは想像もできないくらい凄い結果を得ることができる。

このループアンテナの設計で一番気をつけないとならないのは、コイルの直径とバリコンの最大容量で共振できる周波数の上限下限が変化する。
このコイル直径・巻き数(長さ)・コイルに使用する電線の太さや巻き間隔・バリンコンの容量という部分だけは結果に影響するので手抜きはできない。

そこで、ループアンテナは事前にその設計が必須となるのだ。



ループアンテナは4タイプ

ループアンテナには構造的タイプと、回路的タイプが各2種類ある。

<回路>
 ①L1で拾った電波をバリコンで特定の周波数に同調してラジオに受け渡す(同調式)
 ②L1だけで構成され、とりあえず拾った電波を、そのまんまラジオに受け渡す(非同調式)

<構造>
 A:1周の長さが同じ巻き方のL1(並行巻きと言う)
 B:蜘蛛の巣のように平面的で渦巻状に巻くL1(スパイダーコイルと呼ばれる)

だから ①A ②A ①B ②B の4タイプとなる。

同調式・非同調式
結合カップラは、ラジオのバーアンテナに磁界結合する部品。結合ループでも良い。
AMPはアンプのこと。別に無くても良いが、OFFか、ONできるようにしておいても良い。


並行巻きとスパイダー巻き
通常巻き(並行巻き)のほうは同心円、巻き直径が同じループ。
スパイダーは蜘蛛の巣のように中心から外側に向かって巻いていく(外から中心に巻いても良い)
計算は通常(並行)巻き方のほうが単純。スパイダーだと中心に行くほど1周の長さが減るので面倒。
でも、インテリア兼用として考えればスパイダーの方がカッコイイのであるが、強度に問題があるのもスパイダーの欠点。
巻き枠を外部からの接触などから干渉しないようにしなきゃならない。

熱で圧着するシーラーを使えば面白いものができると思うよ。下敷きみたいにペラッペラのやつね。
吊るすなり貼るなり好きにすればいいし、適当なものに立ててもいい。


材料について(既存のラジオを分解してバリコンを流用する)

訪問者の方から市販ラジオのバリコンの再利用方法について質問がありましたので情報を追加する。

ポリバリコンには以下のタイプがある。

単連/2連バリコン
左のバリコンは良く見る市販のバリコンですが、だいたい160pFくらい。
 バリコンの容量が小さすぎるとあまり効果が期待できませんが、作れないこともない。

真ん中のバリコンは標準タイプの260pFのバリコン。
 両端の②同士を結線して、から①と②から配線を取る。

右のバリコンは市販のポケットラジオに使われているタイプ。
 330~350pF程度のポリバリコンと思われ。
 市販のラジオからバリコンを取る場合は容量が大きいかも知れないということを注意。

また、これら①や②の極性はあまり気にしなくて良い。
 端子同士の結線だけ間違えないようにする。
 両端同士と真ん中同士と覚えれば問題ない。


ラジオからポリバリコンを外すには以下の道具が必要。

・半田ごて(基本中の基本です。電子工作にはかならず使う)
 ※安くてもいいよ。使ったらコンセント抜いてね。火事になるから。
・半田吸取り器(慣れない人には便利。半田吸取り線でもOK)
 ※暖めた半田を息で吹き飛ばす方法もあるが、必ず目を保護しなさい。
・ラジオペンチ(部品を挟んだり、結線した線を押し潰したり余分な結線を切断する)
・組ドライバー(298円くらいのホムセンターで売ってるやつ)
 ※100円ショップのはすぐに壊れるぞ。

うちのサイトに来る質問で多いのがバリコンが手に入らないってことです。
安いポケットラジオなんかは上記の330pFくらいのやつが使われているので、容量不明のバリコンはあとで対応できるようにタップを取っておけばいい。
そうすれば大抵の周波数をカバーできますんで。

タップって何?
タップとは、このようにコイルの途中に端子をつけて、任意の巻き数ごとに引込み線を作ること。
図ではワニクリップを使っていますが、100円くらいでロータリーSWも買えますので予算に応じてどうぞ。
タップって何?
ダンボール箱なんかで試作する時などは、こうしておけば長い線が無くても、手持ちのバリコン(VC)が何pFか分らない時でも曖昧に作れる。
この曖昧さが必要になることもある。何事も計算どおりには行かないのが手作りの醍醐味だ。
タップを使うってのは使っているときに対応する周波数によってループの巻き数を変えられるのだ。
多く巻けば低い方。少なければ高いほうの周波数に寄る。タップ無しのものよりは融通が利くって点でこっちの方が遥かに便利だ。


ラジオからバリコンを流用する方法は以下のとおり。

ラジオを流用する場合は基板からポリバリコンを外すが、それができない人は基板のパターンを削ってしまう方法がある。
ラジオを流用する

①バーアンテナからの配線を毟り取るか取り払う。
②基板のパターン(配線)をカッターや彫刻刀で削り取って独立させる。


これでバリコンの各端子はラジオの回路から独立した状態になる。

こんな感じにするといい。
これはあくまでも例だけど、どれも似たようなものだ。

ここで、端子を独立させるという意味が分からない人は・・・困ったな・・・( ´(Д)`)y━~~~ ぬぅ・・・

もう、ミズホ通信のループアンテナキットUZ-K1sを買ってくれ。
生理的にこういうのが全くダメってことはあると思うので、一から説明してらんないっす。
こことか、こことか・・・。
ミズホのキットは巻き枠を作るだけで配線は付属の説明書が図解で載ってる。
線は専用のバリコンボックスに挟むだけでいいからね。工具なんかも一切要らない。
失敗してもインターホンコードや電話線を買ってくればいいだけ。
バリコンボックスを使いまわせばループだけいくらでも制作できる。
逆に言えば、ここのページを読まなくたって作れるってことだ。


Loop Antenna (ループアンテナ)の設計・製作

さて、そのループアンテナの設計をできるだけ失敗したくないのであれば、ループの大きさ、巻数やら線の太さやらバリコンの容量なんかを事前に計算しておけばよい。
でも、その計算ってのは面倒なので、結果をシュミレートするソフトが存在する。

しかし、海外のソフトウェアだし、専門用語も全部英語だ。
更にDOSアプリなんで、ダブルクリック実行すりゃ動くってものじゃない。
でも、とっても便利なソフトウェアなんだからここでしっかり使い方を覚えて活用して欲しいかな。
G4FGQ氏のループアンテナ設計ソフト
http://www.zerobeat.net/G4FGQ/rjeloop3.exe(英語モードのMS-DOSコマンドから実行してください)
ダウンロードが済んだらこちら 
仮計算した事例を多数用意している。
一般的なバリコン容量 260pF 330pF を想定して、導線の太さごとに最適なループ枠のサイズを複数計算した結果。
実質的に殆ど密着巻きに近いので、線間のピッチは密着や1mm程度としているため、たぶんそのまんま使える。
エナメル塗装や、ビニールの被服があるので完全密着ではないけど、厚みのあるループを作る場合は別途計算しよう。

Rjeloop3.exeの画面

それにしても、これ。誰かWindowsアプリに作り直してくれないかなぁ。
一回ごとに入力するより、入力項目を1個直して[再計算]って感じにしてくれれば凄く使いやすい。
あと、バリコンの容量や配線の太さとループの大きさを指定すると巻き数やピッチを返すとかしてくれればもっと便利になる。

さて、設計が終わったら今度は巻き枠の設計に入る。



追加情報

ブログにコメントをくださったODAさんの情報提供にて Vector から計算用のソフトをダウンロードできることを知りました。(2009/01/09)
<簡易版>ループアンテナの巻数計算 製作者:Individual Software Serviceさん

loop_turns_calculater
上から以下の条件で入力のこと
バリコンの最大容量手持ちのバリコンの容量を入力
受信したい加減周波数AMの周波数の下限は530なのでそのまま
ベースの横幅ループの大きさ ” 横幅 ” 単位メートル
ベースの縦幅ループの大きさ ” 縦幅 ” 単位メートル
ソレノイドコイルの長さ円筒形のコイルの計算なので無視
断面形状による補正円形は縦横の直径で。 正方形は四角いループの縦横寸法で
導線芯の直径巻き線に使う導線の太さ ” 直径 ” 単位ミリメートル
導線の間隔導線のピッチなのか、導線の隙間なのか記述なし(たぶんピッチ?)
[必要巻数計算] ボタン上記の条件で計算させる。
受信したい下限周波数をカバーする範囲で計算される模様。
一番下の巻き数がそれに該当すると思われる。
うーん、Windowsアプリとしては使い勝手が良いね。
計算結果も大体合っているので、多分導線の間隔はピッチだと思われる。

上記の数値は
260pFのバリコン/530KHz/40cm四方の四角いループで並行巻き/正方形で計算/導線は0.5mmの太さを使用で計算。

ただ、間隔を線間として計算したのでビニール皮膜の厚さ0.3ミリx2の0.6ミリで計算したが、ピッチであるとすれば0.6+1=1.6mmがピッチになる。
最後の導線の間隔は1.6mmで入力した方が良いかもしれない。
導 線の間隔はあけるほど巻き数を多き必要とする。密着巻きにすると少ない巻き数で済むがキレがもっさりする。エナメル線を使うと皮膜が薄いので密着巻きには 適する。LANケーブルをバラした線を使う場合は0.5~0.6mmの導線。皮膜は0.2mmとして1.4mmくらいを見たらどうだろう。
少し多めに巻いて、実際のカバー周波数を調査し、微調整が必要になる。
まぁ、実際、このとおり作ったから確実にこのようになるわけではないので、何にしても微調整からは逃げられないと思った方が良い。



「ループアンテナ巻き枠仕様書」自動生成シート
 
 スパイダーのループアンテナは薄く作れるし、よりレトロっぽく感じるので作っていて楽しい。
 しかし・・・巻いているうちに中心の方の直径が小さくなり、普通に巻いたループより導線が短くなってしまう罠が待っています。
 それでは結果的に巻き数が足りなくなるので、下のほうの周波数をカバーできない。

 計算式も分からないけど、同じ直径で巻き続けるループアンテナの導線の長さに少しでも近づけることができれば差異も小さくなるかもしれない。
 そんな訳で長さで帳尻を合わせるための変換表をExcelで作ってみた。
 入力はたったの2つ。 ループのサイズピッチ(巻き間隔)だけです。
 この2つの入力から、ループの枠の設計に必要な様々な数値が一気に得られるでしょう。

 ループ枠の設計に便利な Excel シート

ループ枠計算シートの画面イメージなんと! このExcelのシートは、以下のことをしてくれるのだ!w

①四角いスパイダーコイルを作るときの1辺のサイズと巻き線間隔を入れるだけで、巻き長を自動的に計算する。

②は①に対する結果を、四角い普通のループに相当する巻き数として計算される。
 ※長さだけっす。でもちょっと弄れば変換表になるかも?
 これは計算ができる頭のいい人に任せる!


③は①で計算させた四角いループを丸いループとして直径を算出してくれる。
 ※なんと!、1周の長さを出したものを3.14で割っただけというアバウトさだw

④は①の条件に基づいて、スパイダー方式のX型巻き枠の溝の間隔を25巻まで計算してくれる

⑤は①に基づいたループアンテナの巻き枠と台座の最低寸法を自動計算してくれる。


丸いループアンテナの設計に使う1辺→直径の変換表を追加しました。

全てに於いて何も特別な計算を使用していないという非常に普通なシートなのだ!


っていういうか、自分が作るときにイチイチ計算していたのをExcleで一気にやらせるように作ったシートなんだけどね。
このExcelのシートは長さを合わせるだけなので厳密な計算には使えないダヨ。

でも、ループアンテナの場合は多く巻けばそれだけ下の周波数をカバーできるので、1~2割くらい増やしてもちゃんと使える。
副作用としてはチューニングがシビアになるって事くらい。カバーできれば良いっていうのであれば少し多めに巻けば良い。

さて、ループアンテナの形状には平面的に渦巻きにするスパイダーコイルと、一周の長さが同じになるように巻くタイプがある。
この違いは好みだが、中心にいくほど巻き直径が小さくなるスパイダーは同じ巻き回数では長さの帳尻が合わなくなる。

この変換表は、あくまでも巻き数の帳尻を電線の長さで算出するものなので厳密には正確ではないことを了承すること。

以下は、実際に作ったいくつかのパターンである。お好みのループはどれかな?


あおもりくま製 ループアンテナ 

参考までに、いままで制作した試作機やら実用機を紹介しよう。
オラは失敗なんてあまり気にしない。
工作なんかは失敗しても2度目は失敗しないからだ。

まず、作ってみること。そして失敗したら、なにが悪かったのか調べる。
一度作って失敗しているのだから、失敗の原因は理解しやすい。

2号機は試作1号機のすぐ後に作った。コツが分かったので一気に完成度が上がる。
スパイダーコイルのループアンテナとして完成形である。
手元に330~400pF程度のバリコンがあれば1個で済んだのだが・・・

1号機は2号機の後で改造して2号機並みの性能にし、その後で100円ラジオと合体させた。
受信性能だけ見ればICF-EX5単体と大差ない。一番安いアナログ式のBCLラジオだw

3号機は好奇心だけで巨大化させてみた。
邪魔になって破壊した。

4号は小型化実験で、5は薄型実験。

6号は初めての同心円巻きタイプ。
Rjeloop3.exeは、この同心円(同じ直径で巻くこと)に巻くループアンテナの設計に使用する。

7号機はどれだけ持ち運びに適した大きさに作れるかの実験。
今後の課題でもある。

6号亜種はアルミニウムの素材でどのような結果になるか試した。
結果として、どうやっても使い物にならないことが分かった。
6号亜種は銅線にて作り直すことが決定している。
これにより。6号機と同等の性能をもつようになる。



誰にだって最初はある・・・何事も挑戦なのだ
試作機 LoopANT 1号機(形状:スパイダー)

ループアンテナ1号機 ループアンテナ1号機回路図
(;´(Д)`)=3 何も聞くな・・・・初めはこんなもんだ。

てか、失敗を恐れていては良いものは作れないのだ。失敗すればもっと良いものが作れる。どこが悪いか分るからね。



いきなり究極。スパイダーループの実用型の到達点
LoopANT 2号機(形状:スパイダー)

ルプアンテナ2号機ループアンテナ2号機 同調部分
ループアンテナ2号機設計図 

どうよ? 2号機でこれだけ進歩してるぞ。
でもバリコン容量が足りず2連バリコンの更に2個並列。

ループアンテナ2号と、1号改+とラジオ
1号機も張りなおしでバッチリいい感じ。



おおきいことは良いこと・・・じゃねーよ!ヾ(`(Д)´)シ 
LoopANT 3号機(大型スパイダー)

ループアンテナ3号機
調子ぶっこいて作った70cm角の大型ループアンテナ。
邪魔だったので破壊した。
大きけりゃいいってもんじゃないってことを学んだ。
やっぱり大きくても50cmくらいが一番適当である。



見た目・コンパクト・最小パーツ数のひとつの形
LoopANT 4号機(小型スパイダー)

ループアンテナ4号機
最も小型のループアンテナ。 ワイヤーは0.3mmを使用した。
RABが聴きたいという仲間に譲渡。目的の1233KHzはカバーしている。
茶色いニスを塗れば完璧だったかもなぁ・・・
台座も小さかったし。
案としてはこのループの部品構成や作りやすさでは一番。
ひとつの結果を残せた試作機でもある。



写真立てが実はループアンテナという妄想を形に・・・
LoopANT 5号機(同心円巻き)

ループアンテナ5号機
ダイソーの写真入れに内蔵してみた。イマイチだったので破壊した。
ワイヤーは0.5mm使用。




実用機の登場
LoopANT 6号機 オススメ ループアンテナ(並行巻き)
ループアンテナ6号機
 安価で作りやすく頑丈で、国内のラジオ周波数をカバーする。
 作るならこれ。ワイヤーは0.5mm使用。
 独自のページがあるのでリンクをクリック



そしてコンパクトを目指した、ひとつの新しい形
LoopANT 7号試作機(形状:スパイダー)
ループアンテナ7号試作機
 どんな塩梅かと試作してみた7号機。
 ワイヤーはLANケーブルを解いたものを使用した。No.6と同じくらいの太さだったね。
 800KHz以下の周波数が対応できない。
 独自のページがあるのでリンクをクリック

これを参考に完成させた人も居ます。
案として出し、それを形にしてくれる人が居る。オラはそれが一番面白いと思うだよ。
何もオラが全て完璧にする必要は無い。誰かが「おっ!これイタダキ~!」ってことでいいんじゃないのかな?
リンクを貼ってくれれば、オラが自身のサイトへのリンクを追跡できるので事前連絡も・事後承諾もいらんです。
まぁ、コメントくれれば気付くのは早いですがw


落書きとか、その他の資料
落書きなんで資料としては参考にしてねって程度。
これは需要に応じて残したり削除したりします。


スパイダーコイル方式 巻枠作り方
スパイダーループ枠の作り方

結合ループ内蔵 ポケットラジオ台。
これはL2からの信号を、ポケットラジオを載せる台に内蔵されたカップラーでラジオに信号を受け渡すものである。
結合ループ内蔵ポケットラジオ台

作る途中でやめた
ボツ

同調式でも何種類もあるらしい
同調回路の違い

UZ-8DX の回路図(合っているかどうかは知らん) Webで公開されている手書きのヤツを清書した。
UZ-8DX回路図(2石アンプ)

VCが足りない時にどうかなぁ・・・
バリコン容量水増し

回路図を書くときにコピペしている
電子記号一覧




ラジオの基本的な動作原理

ラジオ受信機は単純なものではゲルマラジオなどのような無電源で動作するものや、次でで紹介する個性豊かな目的別のラジオまで様々な機種が存在する。
基本的にこのラジオの構成はどれも同じで、ゲルマラジオと変わらない。
違いがあるのは、アンテナ+同調回路/検波回路/モニターの3つの性能差だけだ。


ゲルマラジオで見る回路図と実体配線図
ゲルマニウムダイオード 1N60
アンテナで電波を拾って同調回路で選局。検波回路で音声信号に変換して、モニターで放送内容を聴く。
それがAMラジオの仕組み。目には見えない空中線が電波という電気的な信号。

これを聴くためには上図のような簡単な仕組みだけ。
ポケットラジオやホームラジオは、アンテナの代わりに、内蔵されているコイル=バーアンテナで電波を拾う。
そしてスーパーヘテロダイン方式やレフレックス回路によって検波や繰り返し増幅を行なって信号の増幅を行なう。
この技術はかなり古い技術であるも、その単純な回路で非常に効率よく放送を聴くことができる。
ローテクって素晴らしい。

← ゲルマニウムを使ったダイオード
普通のダイオードより微弱な電気を整流(検波)できるので電波などの非常に弱い電流を検波することに特化している。ラジオ工作には必須の部品。
田舎では1個60円くらいで売っている。現在流通しているのは1N60というタイプ。


バリコンとバーアンテナこれは冒頭で説明したバリコンとバーアンテナである。
この程度のバーアンテナでは電源無しにラジオを聴くのは無理である。
※放送局のアンテナの近くなら聴ける。この状態を強電界という。

だからゲルマラジオではこの同調回路にロングワイヤアンテナもしくは、ループアンテナとL2+結合コイルが必要になる。

いま、この画面に見えているダイオード、ポリバリコン、バーアンテナ。これだけでゲルマラジオは作れる。これがAMラジオの凄いところ。

ローテク中のローテク。キング・オブ・ローテクである。
あと、必要なのはクリスタルイヤホンか、高感度のマグネチックレシーバーだ。






鉱石ラジオレプリカやゲルマニウムラジオのことなら、XTALRADIO59's CRYSTALRADIO WEBSITE が秀逸だ。
ここのサイトの管理人はネット仲間で普段から交流もあり、いつもお世話になっている。
とても器用な方で、彼の手で生み出された精巧なレプリカは、もはや芸術品といっても過言ではない。

黄鉄鉱の鉱石検波器を使ったり、硬貨などで検波している方のサイト 夜の住人 の 鉱石ラジオの項 は面白い。


AM遠距離受信用 周波数表

(;´(Д)`)=3 でけた・・・ 今度はたぶん大丈夫

・・・とはいっても、完璧を保証するものではない。
一応、その筋のコミュニティーに挙げてからミスを指摘されて修正し、NHKを含めるように指示されたので追加した。
NHKが民放に被るから混信の周波数が合った方が良いとされたためである。

NHKは低出力のサテライト局が多すぎるため、全部を入れることはできないので5KW以上の送信所を入れた。
ここにある民放の送信所はサテライト局を入れていない。主要送信施設の 周波数/放送局名/所在地 である。
なぜなら1KWやそれ以下の電波は遠距離では届かないからだ。
赤は高出力の放送局なので、夜でも聴こえる可能性が高い。

嬉しいコメントを戴いたので出力を3段階に色分けした。
PDF版は、下段にメモ欄を追加した。
赤の高出力局は、出力を追記した。
10Kw局は紫に着色した。

AM周波数表(試作)
3KW-5Kwの民放を黒/NHKは5Kw~
10KWを紫
20KW以上を赤

青森からは 558AM KOBE/639STV函館/900HBC函館/1053CBC名古屋/1332東海ラジオ(愛知)が入感する。
ロシアの場合はループアンテナの併用で周波数を調整できるので、549/576/630/820/711/810/1323 あたりが入感する。

リンク
コミュニティー
オススメ AMラジオ遠距離受信とPODの!?な趣味 AMラジオ関連 相互リンク
周波数表や掲示板などもあり、ラジオに関する情報があつまるサイトです。
AMラジオ受信法と生活お役立ちサイト・観光地域情報へのリンク集
国内AMラジオ受信法と実測レポート、質問・交流掲示板、メディア関連リンク集

周波数表関連
青森市からの周波数リストとラジオ関連のリンク
Google Page Crieitor を体験したいがために作っただけど、勿体無いのでそれなりに弄ってみた第3の(゚(エ)゚)サイト。
旧ページからの誘導用
あまりにもリンクが多いので誘導用ページを設置
大昔から公開していたページ。今回、2つの分散するページをコッチに集約したので案内用として作った。誘導専用ページ。
風変わりなB級ラジオ
しろくまさんのサイト。なんだこのラジオは!?っていう珍品が多いので見応えがあります。
愛しのB級ラジオ博物館
時間があるときにゆっくり読んでみたいサイト(文献がメインです)
ラジオ温故知新(暫定版)
学校で教えない現代社会 の 自作ラジオで海外放送を聴く本
ラジオの遠距離受信のテクニック
組み立てキット・パーツの購入
教材にも最適。NPO法人「ラジオ少年」からキットを購入しませんか?
リンク返し
ラジオセブンさんの情報収集に役立つサイトにリンクあり。

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aomorikuma的あとがき
気付いた点を加筆修正しています。
先日見たのにまた変わってるとか文句言わないようにw
このページの 260pF.htm の  260pF とは標準サイズのポリバリコンの容量を意味します。
オラにとって何かを作るときは、必ずこの 260pF を基準としています。
感想はこちら「あおもりくまの生態(ブログ)」
質問されても簡単なことにしか答えられないかも。何故ならオラは電子工作は遊びでやってる程度なんであんまり詳しくない。
ただ、ここにあるブツの簡単な質問とかはOKですよ。
ここに書いてある内容を越えるも専門的な技術指導は遠慮してください。
感想やリンクしましたでもOKです。

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履 歴

2008/02/14 編集・添削・軽量化
2008/02/04 編集
2008/02/03 編集
2008/02/01 改修
2009/01/22 編集・追記・ミスタイプを一部修正
2009/01/23 編集・軽量化・情報追加・画像最適化
2009/02/02 ICF-EX5販売終了→ICF-EX5MK2販売決定 情報修正
2009/03/07 各所のミスタイプを修正・文書の添削・リンクの追加など

E O F

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